診療項目

一般内科

下痢や嘔吐などの症状は、消化管・肝臓・腎臓などの原因が考えられます。

また、熱っぽい時や食欲がない時、そして元気がない時は、内蔵や血液などあらゆる原因を考慮して、検査・診断をしていく必要があります。当院では、血液検査やレントゲンはもちろん、超音波診断(エコー検査)や電子スコープ内視鏡なども用いて、丁寧に身体の状態を確認していきます。

また、さらに詳しい検査が必要な場合には、外部の動物医療機関をご紹介させていただきます。その上で、難治性疾患もしっかりと当院で治療を進めていきますので、まずは気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。

脳と脊髄の疾患

椎間板ヘルニアなどを発症すると、階段を登れなくなる、後ろ足を引きずる、立てなくなるといった症状が見られるようになります。

また、痙攣や目眩がある場合は、てんかんを始めとする脳の疾患の可能性があります(内臓異常の可能性もあります)。脳や脊髄はレントゲンでは診断が難しいため、外部の動物医療検査機関をご紹介してMRI検査などを受けていただくことになります。

なお、椎間板ヘルニアなどお薬だけで完治が期待できない場合は外科手術にも対応しております。

腫瘍

動物の身体には、しばしば腫瘍ができますが、体表腫瘍と呼ばれる「しこり」「できもの」「はれ」などであれば、完治できる可能性もあります。

ただし、腫瘍は体内の内蔵や血管にできることもあり、気づいた頃にはかなり進行してしまっていることもあります。そういったことを防ぐためには、健康診断が欠かせません。6歳を過ぎましたら、大切な動物たちにも定期的に健康診断を受けさせてあげるようにしましょう。

当院では、腫瘍が見つかった場合には、外科手術の他、抗癌剤療法も用いています。また、放射線療法が必要な場合は、大学病院をご紹介いたします。

皮膚科

皮膚病の原因は様々で、細菌や寄生虫やカビなどに感染している可能性がある他、アレルギー、アトピー、ホルモンバランスの乱れ、免疫に関する病気、皮膚の腫瘍などの原因として考えられます。

特にアトピーや免疫の病気に関しては完治が難しいというのが現状ですが、症状が悪化しないようQOLをコントロールしながらケアを行っていくことは可能です。
当院では、お薬だけでなく、食事やシャンプーなども組み合わせた治療を行っていますので、毛が抜ける、痒がる、赤みがある時は、早めにお越しください。

循環器科

心臓や血管といった循環器科における動物医療は年々進化しており、動物の寿命を大きく引き上げています。
咳をする、息づかいが荒い、舌が紫色になっている、すぐに倒れるといった時は、心臓病の可能性がありますので、すぐに検査を受けるようにしてください。

当院では、レントゲンの他、心電図や超音波検査によって心臓の様子を確認します。また、呼吸が苦しい場合にはICUユニットでの入院治療も実施します。

腎泌尿器科

毎日おトイレの世話をしていると、尿が赤くなっている、トイレがいつもより長い、トイレに行く回数が多いといった変化に気づくことができます。

これらの症状が見られる時は、膀胱や尿道に疾患がある可能性があります。また、腎臓に異常がある場合は、水を飲む量が増え、尿が薄くなり、回数が増えます。

これらの臓器は通常のレントゲン検査だけでは診断が難しいため、造影レントゲンや超音波検査も実施します。また、外科手術も実施していますので、必要に応じて切開や摘出も行います。

眼科

動物は、眼科の疾患にもよく罹ります。目が見えなくなってしまうと、家庭内での生活はなんとかできますが、元気がなくなってQOLの低下に繋がります。

結膜炎、角膜の傷、ドライアイ、緑内障などの場合は、お薬をお出しし、必要な場合には外科手術も行います。
目が赤い、涙が増えた、目が白く見えるなどの症状に気づいた際は、早めにご来院ください。

外科

当院では、ちょっとした怪我の処置から、骨折、靭帯損傷、脱臼、帝王切開、去勢や避妊、そして各種病気の外科手術などに対応しています。

レントゲン室と一体になった手術室があり、一つのお部屋の中で検査と治療ができるようになっており、内視鏡やICUなどの設備も完備しています。
ただし、特殊な器具を必要とする治療や当院での治療が難しい病気の場合には、大学病院などをご紹介させていただくようにしています。

麻酔科

動物の診療を行う時は、検査や簡単な処置でも麻酔が必要になることがあります。

当院の院長は獣医学生時代は麻酔研究を専攻しており、その経験からそれぞれの動物のコンディションに合わせて適切な麻酔処置をすることが可能です。

麻酔は、治療には欠かせないものである一方で、リスク要因でもありますので、慎重な対応が必要とされます。

エキゾチックアニマル(うさぎとハムスター)

当院では、犬や猫だけでなく、うさぎやモルモット及びハムスターの診療も行っています。
うさぎやハムスターは身体が小さいため、検査や治療の難易度が高く、麻酔もかなりの微調整が必要とされます。
なお、飼い方やご自宅でのケアについてのアドバイスもしておりますので、何かありましたらお気軽にご相談ください。


短頭種気道症候群とは?

短頭種とは、フレンチブルドック、パグ、ボストンテリア、ブルドック、シーズーなど、鼻がペッタンコになっている犬種のことです。
短頭種のワンちゃんは、外鼻孔狭窄、軟口蓋過長症、気管低形成、喉頭小嚢外反、扁桃の肥大、鼻道の解剖学的構造などが起きやすく、これらを合わせて「短頭種気道症候群」と呼んでいます。

短頭種気道症候群の症状

  • 呼吸時に音がする
  • いびきが多い
  • 運動すると舌が青くなる(チアノーゼ)
  • 運動後に体温が上がる
  • 呼吸困難
  • 意識消失
  • 横向きで寝られない
  • 空気をよく飲み込む
  • 泡状のものを吐く
  • よくオナラをする

など

治療法

短頭種気道症候群に対しては、鼻の穴を拡張する「外鼻孔拡張術」や、軟口蓋の長い部分を切除する「軟口蓋切除術」を実施します。
早めにこれらの手術を受けておくことで、器官の成長を抑制するリスクも抑えられますので、上記犬種に当てはまる場合は、子犬のうちに一度ご相談ください。

麻酔について

短頭種犬は、普段から呼吸困難になりやすく、全身麻酔をかけると気道の状態がさらに複雑になる可能性が高いと言えます。

そのため、当院では、軟口蓋過長症と鼻腔狭窄に対する手術をすることで呼吸をスムーズな状態にさせてあげる治療をお勧めしています。
麻酔のこともすべてトータルで考慮した上で、最善の治療をご提案させていただきますので、安心してご相談ください。

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